体当たり

7月になりました!
2019年も半分がすぎ、下半期に突入です。

私はというと、今週末の本番に向けて邁進中です。


5日に京都芸術センターであるこの舞台は、京都コンポーザーズジャズオーケストラの皆様、世界で活躍される書道家である上田晋さん、鈴木康照さんをはじめとするお坊さんの皆様、そしてソプラノは私、岡本真季という編成で、作曲家の山本翔太さんが書き下ろしてくださいました。
もちろん、初演となります。

各界で活躍される素晴らしいメンバーとご一緒させていただくことに喜びと大きな責任を感じながら、とにかく私にできることをやろうと練習に打ち込む日々です。


私は所謂"絶対音感"が身についておりません。
音は全て、周りの音からヒントを得て声にしています。絶対音感がないというのは決して嫌なことばかりではなく、特にアンサンブルにおいては良いこともたくさんあります。
身体に鍵盤の音がないので、その和音に溶けるために出す音を意識せずに探せます。高めが綺麗とか、低めが正しいとか、正確にはわかりませんが、自分の気持ちのいい音!という基準で考えたり練習したりできます。たとえ鍵盤の音と違っていたとしても気持ち悪くないんです(笑)

ただ、それは調整のある音楽に限ります。
現代曲となると、和音の予測ができない!音のヒントが!ない!笑  どこで声を出したらいいかわからないんです😭
絶対音感のなさで苦労に苦労を重ねた高校時代を思い出します。
あの頃のように、聞いた音は

7度飛んだ気がする!
とか
今のはちょっと変な感じだから増4度かな!?
とか

頭フル回転で意味があるのかないのか分からないことを考え続けます。疲れます(笑)
ものすごく曖昧な基準で判断・・・(結果聴き取り試験は本当にすごい点数ばっかりだった・・)

大学では、なぜかすごく音取りのはやい人扱いだった私ですが、とても頑張った結果ですと声を大にして言いたい(笑)

ただ、高校時代と違うのは
ソルフェージュでは散々だった結果も
今回は練習できる!録音もある!

ということで、身体に覚えさせるという荒療治でぶつかりたいと思います!

がんばりますー!
ぜひお越しくださいー!!新しい世界がそこに、あります!

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